いつも気遣ってくれる男性がいる
職場の中などで、異常に気遣ってくれるような男性はいないでしょうか。
仕事をしていると、「忙しくない?」とことあるごとに声をかけてきたり、飲み会の席で女子よりも機敏に動き、周りに常に気を遣ったりする男性です。
気を遣ってくれるのは嬉しいですが、その姿は少し異常に思えてしまいますよね。
また、いつも気を遣ってくれることを考えれば、もしかしたら自分に好意があるのではと思ってしまいます。
あなた自身もその人のことを気になっていれば嬉しい話ですが、はたして本当にそうなのでしょうか。
そこで今回は、気遣いする男性心理と、好意のある気遣いがどのようなものなのか、紹介していきたいと思います。
気遣いする男性心理4つ
気遣いしてくる男性に好意があるかどうか知りたい女性は、まずはどのような男性心理で気遣いするのかということを知っておく必要があります。
そこにはあなたの期待通りの心理もありますが、それとは違う心理もあるものです。
様々な心理を知ることで、男性がどのような気持ちであなたに気遣いをしてくるのか理解することができるため、まずは気遣いする男性心理をしっかり知っておきましょう。
優しい人と思われて好きになって欲しい
気遣いする男性心理としては、優しい人と思われてあなたに好きになってもらいたいというものがあります。
これはまさにあなたが期待している通りの心理でしょう。
男性は気になっている女性がいると、その人から好かれるために、様々な行動を開始します。
直接、声をかけてデートに誘うというような、直接的なアプローチをすることもありますが、あなたが少しは気になる人でなければ、そのようなこともできないため、まずは自分の好感度を上げようとするものです。
そこであなたに様々な気遣いを見せて、優しい男性と思ってもらおうとします。
気遣いの内容にもよりますが、それだけ様々な点で面倒を見てみらえれば、その人に対して良い印象を持つでしょう。
男性はまさにそれを狙って、あなたに気遣いをしているということですので、2人の距離が少し近付けば、次はデートに誘われるかもしれません。
そのまま2人の関係が縮まり、カップルになることも珍しくないため、期待しておきましょう。
気遣っている姿を他の人に見て欲しい
気遣いする男性心理としては、その姿を他の人に見て欲しいという心理もあります。
これも男性に好意があることに変わりはないのですが、その対象はあなたではありません。
あなたに気遣っている姿を、他の女性に見せることにより、その人から好意を持ってもらいたいと考えているのです。
ある意味、あなたは他の女性を口説くために利用されているということになってしまうため、かなり残念な話でしょう。
男性が本人に対して直接アプローチの気遣いをすることを恥ずかしく感じたり、好意があることをバレたくないと思っていたりすると、このような回りくどい方法を使うことがあります。
あなたが利用されていれば、残念な話ですが、逆に考えれば良い場合もあるでしょう。
他の女性に気遣いを見せている男性が、実はあなたに好かれるためにそうしている可能性もあるからです。
好意による気遣いは、必ずしもその対象者への好意というわけではないため、注意しておきましょう。
気遣うことで自分の存在意義を感じる
気遣いする男性心理としては、自分の存在意義を感じたいという心理もあります。
気遣いをして、周りの人に貢献すれば、当然感謝されるでしょう。
それが会社であれば、「あの人は気遣いができる人」として、一定の評価を得ることができるものです。
人は誰かに認められることで、自分の存在意義を感じます。
もしも仕事で周りの人に貢献できていなければ、どこかでそれを補填したいと考えるでしょう。
その結果、気遣いをすることで、自分の存在意義を感じようとするのです。
この心理で気遣いをしている場合、男性はあなたに対して、まったく好意を持っていません。
全て自分自身のためにやっていることですので、勘違いしないようにしましょう。
まったく意識していない
気遣いする男性心理として、まったくそのことを意識していないということもあります。
あなたはその人から気遣いを受けている気になっているかもしれませんが、本人は気遣っているつもりはまったくないのです。
つまり、その気遣いは男性の元々の性格ということになります。
自然体で気遣いをしているため、特別な感情はまったくありませんし、誰に対しても、同じことをしているでしょう。
あなたが勝手に優しさを感じているということになります。
脈ありの気遣いを見極める方法4つ
気遣いする男性心理を紹介してきましたが、そこには好意があるものと、ないものがありました。
あなたが男性に好意を持っているのであれば、どのような気遣いが脈ありといえるのか、知りたいですよね?
そこでここからは、好意のある気遣いを見極める方法を紹介していきたいと思います。
これを参考にして、相手の本心を見抜きましょう。
自分にだけ気遣いをするかどうか
脈ありの気遣いを見分けるためには、自分にだけ気遣いを見せるかどうかという点に注目しておくと良いです。
様々な男性心理によって、自分のためであったり、無意識で気遣いをしていたりする人もいます。
しかしそのような人は、誰に対しても、あなたに見せたものと同じような気遣いを見せるものです。
そのため、気遣いが自分だけに向けられたものか、全員に対してのものなのかを見極めることで、好意の有無を確認することができます。
褒めたときの反応を見る
脈ありの気遣いを見極めるためには、褒めたときの反応を見ると良いです。
あなたに対して気遣いをしているからといって、必ずしもあなたに好意があるとは限りません。
そこで気遣ってもらったとき、男性にしっかりお礼と褒める言葉を言いましょう。
「ありがとう。優しいね」
というような言葉です。
お礼だけを言っただけでは意味がありませんが、しっかり褒めることで、好意の有無による反応の差が出てきます。
好意が無い場合、そのように褒められたとしても、「いえいえ」というようなあなたとの距離を保ったような言葉を言うものです。
しかし好意があった場合、「いつでも言ってください」「いえ、困っていたようなので」というような、さらに優しさを上乗せするような言葉を言います。
好意がある人にとって、褒めてもらったときは距離を詰めるチャンスです。
そのため、普通とは違う反応が出ます。
必ずしもこのような違いが出るわけではありませんが、その可能性は高いため、覚えておきましょう。
過剰なほど気遣うかどうか
脈ありの気遣いを見極めるためには、それが過剰なものかどうかで判断すると良いです。
気遣いをする男性は、あなたから好意を得るために、行動を開始します。
しかし必ずしも、それがあなたにとっての優しい行動となるわけではありません。
男性の気遣いをしたいという思いが入っているため、少々、押し付けがましい気遣いとなることもあります。
しかしそのような気遣いをするということは、それだけあなたに対して、好意があるということです。
そのため、迷惑な行為ではあるのですが、それにより脈ありかどうかを見極めることができます。
一度断ったのにまた気遣う
もしも一度断ったのに、また同じような気遣いを見せるという場合、その男性はあなたに好意があるのかもしれません。
先ほども紹介したように、好意がある男性はあなたに気遣いたくて仕方ありません。
それはあなたのためというよりも、自分の目的を達成するためですので、ときにはそれが強引なものになってしまうこともあります。
男性から気遣ってもらったとき、それを断ることもあるでしょう。
自分でやらなければいけないことだったり、むしろ一人でやったほうが早かったりすることもあるからです。
しかしそのような理由で断ったのにも関わらず、しつこく手伝おうとしてきたり、後日、同じような場面でまた気遣おうとしてきたとしたら、好意があるからに他なりません。
好意による気遣いは自己満足でもあるため、あなたにとって迷惑であろうと、それを押し付けてくることがあります。
【まとめ】好意を見極めることで関係性を発展できる
気遣いを見せる男性心理について紹介してきましたが、そこには様々な考えがあるため、好意の有無を見分けるのは難しいです。
しかし今回紹介した方法を複数組み合わせて使えば、かなり高い確率で、好意を見分けることができるようになるでしょう。
好意があることがわかれば、それ以降の付き合い方も変わってきますし、あなたが積極的になることもできます。
2人の関係性を簡単にステップアップさせることができるため、しっかり見分けられるようにしておきましょう。