恋愛の相性の良さってどこで判断する?
仲睦まじいカップルで「今の彼とは相性が良いみたいなんだよね」と、言う人がいますよね。
実際に相性が良い相手と付き合ったからこそ分かるものですが、相性が良いという事にいまいちピンと来ない人もいるでしょう。
しかし、相性の良し悪しはいくつかの項目で誰でも判断が可能であり、意外と自分では気づきにくい部分です。
そこでこの記事では、相性が良い人との恋愛はどんな事を言うのか、相性が良いと判断するポイントについてご紹介。
今付き合っている彼と自分のことを振り返ってみたり、この先どんな恋愛をしたいか具体的なイメージを持ちたい人まで、ぜひ参考にしてみて下さいね。
相性が良い恋愛とは【性格編】
今までの人と違って、この人とは相性が良いなと思える恋愛は、どんな所に相性のよさを感じるのでしょうか。
笑いのツボが似てる
よく好みのタイプに「笑いのツボが似てる彼氏がいい!」と挙げる人がいますよね。
確かに、同じ番組を見ていても自分だけが爆笑し、彼は無表情でいたら、なんとなく一抹の寂しさを感じます。
やはり、楽しいことを共有できる相手といる方が、1の楽しさが2倍にも感じられ心地よいもの。
何気なくテレビを観てるだけでも同じ場面で笑い合えると幸福感を感じられ、何でもない日常も彼といるだけで幸せと思える場面が自然と増えるのです。
人は共通点や共感ポイントが多い人同士、仲良くなったり好感を持ちやすい生き物です。
なかでも、笑いのツボが同じというのは、幸福度をより高めてくれる共感ポイントであり、今後長く連れ添う相手として相性が良いと言えるでしょう。
趣味の傾向が似てる
趣味は個人の自由です。
しかし、恋人や結婚を意識する相手と自分の趣味の傾向は似てる方が恋愛は上手くいきやすいです。
例えば、あなたがインドア派で彼がアウトドア派だとしましょう。
休日の過ごし方をみても、あなたは家でまったりDVD鑑賞デートをしたいと思っても、彼は「ハイキングいかない?」と言い出してきたり。
そうなると、ハイキングしながらDVD鑑賞をすることは不可能なため、それぞれ個人で趣味を楽しむしか方法はありません。
もしくは、どちらかが一方の趣味に合わせたり。
歩みよりで解決はできますが、長い付き合いを想定した場合、フラストレーションが貯まっていく可能性もあります。
やはり、なにも考えずとも自然と二人のやりたい事が一致する相手の方が、相性は良いと言えるでしょう。
地雷ポイントが似てる
良い点ばかり似てれば相性が良いとは言いきれません。
むしろ、盲点ながらも重要なのが地雷ポイントです。
長く付き合う上で相手が嫌がることをしないというのは、誰でも心掛けますよね。
しかし、人は物事を主観でしか考えられないため「私はこれが嫌だから彼にもしないでおこう」と思ったことは彼は平気で、反対にあなたがなにも思わない点に彼は嫌だと思う何かがあるかもしれません。
地雷ポイントはまさに人それぞれで、予想外なものもあり、踏んでみないと分からない部分。
そんな地雷ポイント=怒りのポイントを、自然と踏まないで過ごせるというのは相性が良いからです。
特に、結婚を視野にいれた付き合いならば、長く結婚生活を続けていく上で怒りのポイントが似てることはかなり重要になってくるでしょう。
セックスしたい頻度が似てる
恋愛の相性のなかには、体の相性も避けては通れません。
体の相性と言っても、テクニックや遺伝子レベルの体質の話だけでは留まりません。
むしろ、テクニックは回を重ねたり意見を交わす内に、徐々に互いにとって気持ち良いセックスができる可能性もあります。
問題は、遺伝子レベルでの拒絶反応や、セックスの希望頻度です。
生理的に無理なものは仕方ないとしても、セックスに対する価値観の一致というのも大切な相性のひとつ。
一方が週に3日を希望しても、もう一方がセックスが苦手な場合、週に3日も我慢をしなければなりません。
話し合いで解決できる部分もありますが、体の相性は物理的な相性よりも、希望頻度やセックスへの価値観の一致が実は大切なのです。
素の自分でいられる
気遣いができたり空気を読むのに長けてる人は、無意識に相手に合わせて自分を圧し殺してしまいがち。
特に、好きな相手なら尚更その傾向は強まります。
しかし、一緒にいればいるほどその無理は少しずつ積み重なり、付き合っていく内に疲れてしまうなんて経験をした人はいませんか?
そんな人にとって、素の自分で過ごせる相手というのはそれだけで相性が良いと言えます。
相手の機嫌を伺うことなく、自分の意見も素直に伝えられるというのは、当たり前なようでとてもすごいこと。
そんな相手となら恋愛を経て結婚したあとも末長く、良い関係性が保てる可能性が非常に高いのです。
相手を信頼し、ありのままの自分をさらけ出し受け止めてもらえるというのは、人間としての相性が良い証拠なのです。
喧嘩をしても話し合いで解決できる
人間は理解しあえない相手とでも、話し合うという術があります。
意見が異なったときに話し合いで解決できる相手というのは、当たり前のようで実は貴重。
特に恋愛感情が挟まると、友達や職場では冷静に話せることも、何故か甘えが生じて話し合えなかったり、頑固になってしまうこともしばしば。
しかし、男と女は本能から遺伝子から根本的に異なる要素が多い上に、恋人は血の繋がらない他人です。
話し合いできちんと解決できるというのは、双方の価値観における「歩み寄る」姿勢が同じということであり、共通点なのです。
意見が異なったときに相手とどう解決していくか、建設的に歩み寄れる価値観を持っているのは、相性がよいと言えますよ。
男女である前に人間として尊敬できる
恋は盲目という言葉があるように、時として恋愛感情は人の目を曇らせます。
熟年離婚が話題になるように、男女としては良い関係だったけど、恋愛感情が落ち着いたあと好きでいられなくなる人が多いのは目が曇ってしまっていたから。
異性として好きになれることも勿論大切ですが、その先の結婚を視野にいれた場合それだけでは人生の半分以上を共には暮らせません。
男女としてある前に、一人の人間や社会人として相手を尊敬し、慕えるかは非常に重要。
自然と相手を敬えるなら、あなたにとって大切な要素を彼が持っているということです。
その気持ちは相性のよさに直結こそしませんが、「相性が良い」と感じるための大切な土台となるのです。
相性が良い恋愛とは【生活編】
恋愛的な相性だけでなく、この先長く付き合いたいと願ったときには、生活としての相性も考慮しなければ行けません。
金銭感覚が似てる
生活する上で一番大切な金銭感覚。
ただ付き合ってるだけの時なら上手く行ってたのに、生活を共にしてから金銭感覚の不一致が発覚すると大事です。
好きだった気持ちも急速冷凍で凍りつき、離婚に至るカップルも後を絶ちません。
それほどまでに金銭感覚の相性は、二人の関係に大きく影響します。
後から話し合うことで認識の擦り合わせも可能ですが、当初からお金に対する管理方法や使い時と締め時のバランスが近い相手だと、この先も一緒に過ごしやすいのは間違いないでしょう。
食の好みが似てる
生きる上で食事も欠かせませんよね。
また、欠かせない中でも「そもそも食事にこだわりなく、食べれれば何でも良いタイプ」から「量より質で、一食一食を大切に食したいタイプ」まで、こだわりも様々。
恋愛だけしたいなら我慢もできますが、結婚や同棲を考えたとき、食の好みが似てることはとても重要になります。
食への価値観と好みが似てるだけで、かなり相性の良い相手と言っても過言ではありません。
服やインテリアの好みが似てる
街行くカップルを眺めてみると、二人のバランスがとれてると思ったことはありませんか?
ロックな彼ならバンギャっぽい女の子が隣にいるし、爽やかな彼ならきれいめなお姉さんが歩いてるなど。
稀に美女と野獣と揶揄されるカップルもいますが、大抵のカップルはテイストが似ています。
これも相性が良いと言える内のひとつで、美的センスが近いというのも大事なポイントです。
例えば、シンプルモノトーンでスタイリッシュな服が好きな彼と、ピンク大好きなロリ甘な彼女では、いくら気が合ってもセンスにおける衝突は避けられないでしょう。
日中デートするだけでなく、共に暮らすとなると部屋のイメージや細かい家具、インテリアに至るまで地味な衝突が山ほど出てきます。
そうならないためにも、良いと思うテイストや理想の空間、美的センスの方向性が近い相手とは生活しやすく、相性が良いと言えるのです。
一緒にどこにでも行ける
一緒にいるのは良いけれど、家族や友達に会わせにくい人と付き合った経験はありませんか?
これは、恋人関係ならそれでも良いですが、長く付き合うならば相性が良いとは言えません。
逆に、誰にでも会わせられるしどこでも一緒に行ける相手と付き合ってる本人は、何気なく過ごしすぎていてこれが相性が良いとは捉えていない可能性も。
しかし実は、互いのテリトリーに連れていっても大丈夫だったり、一緒に楽しめる相手というのはとても貴重なのです。
何気なく当たり前のようにされがちですが、対人関係や物事の楽しみ方の価値観が似ているということは、大切な相性のひとつですよ。
【迷ったときの目安に!】相性が良い恋愛をするとこんな変化がある
色々みても、彼と自分が本当に相性が良いのかイマイチ分からない人も多いですよね。
そんなときは、周りからの指摘や、付き合ってから変わった自分を目安に相性が良いかどうか判断するのがおすすめですよ。
「綺麗になった?」と人から言われるようになった
恋をすると女性は綺麗になるといいますが、これは厳密には良い恋愛をしている時に限ります。
また、綺麗になったかどうかの判断は自分では難しく、他人から言われて初めて気づくことも珍しくありません。
他人から見て綺麗になったねと言われるのは、自分が思う以上に変わってる可能性が高いです。
彼と付き合ったことで、他人から指摘されるようになったのなら、良い恋愛をしている証し。
自分にとってプラスの変化が現れるというのは、相性の良い相手と付き合っているからです。
暴飲暴食をしなくなる
ストレスがたまると食で発散しようとするタイプがいます。
無意識の内にフラストレーションがたまり、ある日謎の食欲としてストレスが爆発しちゃうのです。
しかし、相性の良い相手と良い恋愛をすると、自然と癒され精神が安定します。
そのため、ストレスも軽減され暴飲暴食が止まるのです。
「そういえば、彼と付き合ってから暴飲暴食が無くなってきたな」と、感じられるのならばそれは彼との相性が良いということになります。
人に優しく接するようになる
相性が良い人と付き合うという事は、良い恋愛をしているという事。
良い恋愛をしてるという事は、心に余裕ができて自分が良い状態でいられるという事です。
そうなると、その余裕は自分にだけではなく他人にもあらわれ、人に優しく接する事が出来ます。
付き合い始めてから同僚や友達に優しく接していたり、人から「優しい」と言われる機会が増えたのならば、相性が良いと判断出来るでしょう。
人に優しく出来る時は、自分に余裕がある証なのです。
将来のことを自然と考えるようになる
付き合っている事で不安やストレスがたまる相手だと、将来への不安も漠然としがちです。
反対に相性が良く素敵な恋をしている時は、彼といるうちに自然と「この人と一緒に生きていけたら幸せだろうな」「ずっと一緒に居るためには今後どうしたらいいかな」などと考え始めます。
二人で仲睦まじく暮らすための生活や仕事の仕方、この先どういう関係になっていきたいかなどなど、明るい未来のために思考を巡らせるのです。
それが思わぬ結果として自身の成長につながる事も珍しくありません。
彼といる事で人生が明るく感じられ、未来のことを建設的に考えられるようになるのは、二人の相性が良いから。
長く連れ添いたいと願える相手ならば、お互いの人生がより良くなるように自然と努めたくなるのです。
相性が良いと感じるのは、良い恋愛をしている証拠
恋愛は幸福感を感じると同時に、時として脳ではストレスを感じさせる神経物質も出ます。
恋をするのは素敵な一面ばかりではなく、相手によっては多大なストレスにもなる二面性を併せ持ちます。
そのなかで、相性が良い相手と付き合えるというのはとても素晴らしい事。
良い恋愛をすると、自分の安定や余裕にも繋がり、心身共に健やかな発展をもたらします。
また、同じように相手に対しても優しい気持ちや幸せにしてあげたい未来を思い描くようになり、雪だるまのようにポジティブなことがどんどん膨れ上がっていくのです。
負のループがあるように、相性の良い相手との恋愛は正のループが動き始めるイメージ。
今回お伝えした相性の良し悪しを判断するポイントを踏まえ、今の恋愛は自分にとって良い相手と言えるのか考えてみるのもおすすめです。
あなたにとっても彼にとっても、「この人と出会えて人生が明るくなった」と感じられる、そんな恋愛を是非して下さいね。